ブログ独占記事・保存版、ホワイトニングのみんなの知らない事情、付き合い方、選び方。１

こんにちは、ワイズデンタルキュアです。

昨日インスタグラムにホワイトニングの記事を掲載しました。

すぐ反響があり、いつもの倍近く、ホワイトニングの予約、飛び込み

の方までいらっしゃったりな日でした。

さて、さて、ずっと沈黙していたのですが、

今、ホワイトニングってどうなっているのか！？

これに関して、患者サイド、歯科医療従事者サイド両面からお話したく

思います。

一応あくまでワイズが知りえている情報と見解を当医院の患者さんが迷わないよう、当医院の患者さん向けの発信でもあります。

現在ワイズのホワイトニングはセルフですが、歯科医院基準のホワイトニングをセルフにすることで、金額が高いと言われてしまったホワイトニングをコスト削減することでお安く提供することを目的としたものです。先にお話しておきますがそういう意味では現在他には無いもの、

ということになります。

１．今におけるホワイトニングっていったいなんなのか？

かつてはブリーチングとも呼ばれていた歯牙漂白。

いつからかホワイトニングという造語ができ、そう呼ばれるようになりました。

そもそもは、歯牙漂白のことであったのですが、白くする、白くしたい

という気持ちは人により様々、便器の色も白ですが、

心休まるベージュの壁の色も白です。

初期は今より明るくなるということだけで、良かったものが、いつからか

こんな色になりたいみたいな目標値ができてしまいました。

これは韓流ブームと重なります。

（このお話はホワイトニングの未来を後でお話しますからその際に詳しく）

そうなると、そんなにまで明るくならない人も出てきます。

そういう人にはどう対応するか。

これが限界です。ではそういう方は納得しないのです。

そうすると、治療的ホワイトニングというものが加わってしまいました。

そうです、いわゆるセラミックでの前歯の治療です。

それを白くする！という目的のために行うのです。

このような、時代の流れからホワイトニングは

a.法律上、医院のみでしか使えない、もしくは処方できない薬剤を

用いた、漂白主体のホワイトニング（これが元祖です。）

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b.機械的に歯を削るなどして行う歯を白くするための治療行為。

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この段階でニーズからホワイトニングは、このような広範囲になり始めました。

だんだんホワイトニングという言葉が広がってきたことで、歯磨き粉

の会社が歯磨き粉にホワイトニングとつけ始めました。

まあそもそも、海外には以前よりアクアフレッシュホワイトニングなど

の商品名がありましたが、ものによっては日本では法律上無理な

漂白効果のもとである、過酸化水素が少量混入している商品も

ありますので、まんざら本当にホワイトニングなのです。

それに比べ、日本は汚れを取ることにもホワイトニングとつけ始めた

こととなりますから、歯科医院サイドも含め、患者さんたちは

クリーニングとホワイトニングの区別もつきにくくなりました。

お掃除行為すらホワイトニングということになってしまいました。

第一次ホワイトニング混乱期です笑

c.ヤニ取りなどクリーニングとそれを補助する歯磨き粉。

このようにホワイトニングという言葉は日本においてはとめどなく

広がってしまい、この時点でも

まあ要するに、汚れだろうがなんだろうが今よりも白く見えたら

なんでもホワイトニングということになっていることになります。

患者さんを混乱させていった始まりでした。

この段階で私を含めた歯科医師が、もっとそれはホワイトニングではない！この方法がホワイトニングなんだ！と騒げばよかった。

この段階で、この状況に目をつけた方たちが、今のセルフホワイトニングの始まりの企業たちでしょう。

マツエクが問題になり、打撃を受けた美容業界。

エステなどのサロンの次なる

ついでビジネス

つまり本来の業務外の似たような顧客にウケそうなビジネスを導入し、

収益を増やす。

そんなビジネスにぴったりだったのはセルフホワイトニングでした。

実際、

元祖ホワイトニング自体の漂白効果に対するリスクである、

ホワイトニング中もしくは後、しみるなどの痛みが伴うことがある。

これは、親知らずもそうなのですが親知らずを抜いて腫れるまでの

ことになる方は案外少ないのですが、腫れる人は結構腫れますから

明らかに親知らずを抜いた感がまわりに伝わり、聞かれるし

ご自身も痛いと言うしで、

親知らずは抜くと必ず痛い、腫れると思われている方の数が

どんなに多いことか。

ホワイトニングも一緒で時々痛くなる方がいますからその方々

のお話だけが強く伝わり、ホワイトニングは痛いものと思ってらっしゃる方がすごく多い。

痛くない方は、逆になにも周りに言わないので、結局痛いということだけが広がります。

特に歯医者がらみはそもそも痛いと思われていますから、言われがちでしょ？

そんな中で、当然作用が歯牙漂白までに至らないので痛くないのは

当たり前のセルフホワイトニング。

ホワイトニングの名前はこの段階では浸透していましたから、痛くないというフレーズは絶大でした。

痛くなく、汚れが少しでも取れて白めに見えたらホワイトニングでしょ？

いわばこれが巷のセルフホワイトニングのコンセプトだと言えます。

でも、そのとおりなんですよ、そういう意味では白く見えますから。

なぜなら、歯自体に作用し漂白効果のあるものは、厚生局認可をうけて保健所の検査を受けた医師が開設した施設で使用できるものです。

つまり歯科医院。

いきなり、お店をだせるところのお薬は医薬部外品です。

つまり歯磨き粉。

考え方によっては、歯医者さんで保険証で何らかのお掃除をしても

いいのではないか？と思いますが、

A.歯科医院に行くが怖い、めんどくさい

これはよくありがちの理由で、効果が薄くともセルフが気軽です。

B.歯科医院は今後どんどんクリーニングは保険がきかなくなっていく。

これは、実際はいままでもそうなのですが、クリーニングは病気では

ないので保険がききません。

保険でクリーニングをしてくれた先生は、あなたに病名をつけて

歯周病治療というかたちで行っています。

実際は歯周病と病名がつけば完治までは年単位と言えますが、いままでクリーニングを保険で出来たならばこの方法です。

でも、これもだんだん保険財政を考えると問題ある行為ということに

なってしまいますので、歯茎から血がでるなど実質病気ではない

ヤニ取り、着色取りなんてクリーニングはそもそも保険がきかないものです。

保険外クリーニングはウチで考えると５０００円～１２０００円。

それであれば、３０００円～のセルフが少々の効果とはいえ有用

と思われてしまうかもしれません。

セルフは汚れ取り（黄ばみ取り？）といえど回数を重ねることになりますから二回で綺麗にならないなら、歯医者クリーニングのほうが割安

になりますね。

こんな実情下なので、軽いクリーニングをセルフでとなってしまったり

簡単なトゥースケアステーションと理解して使われるのはいいかもしれません。

次回は、２．ホワイトニングの商品種類と使用方法についてや、現在のホワイトニングマーケットはどうなっているか、日本においてのホワイトニングの未来などお話します。

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