こんにちは、ワイズデンタルキュアです。
現在、ワイズを初診で訪ねていただける患者さんの約５０パーセントは
既にどちらかの歯医者さんで前歯を入れてらっしゃるのですが、
それを変えてほしいというオーダーをされます。
そんな皆さんにうかがった、
そのどちらかの歯医者さんで入れた前歯を交換したい理由は
１．黄色くなってしまっている、色がまわりにあっていなくて偽物感満載。
２．形が変
３．金属を使用していて根元が真っ黒
４．壊れている、破折している
５．口元の形が変わってしまった、笑いにくい、話しにくい
このような理由の複合です。
１～４に関しましては長くこのワイズデンタルキュアブログをお読みになっていただけている
皆様にはおなじみかと思いますが
５．口元の形が変わってしまった、笑いにくい、話しにくい
に関しましてはあまり触れたことがないので今回お話ししたいと思います。
テーマは”歯のうるおいを取り戻す”です。
近々のブログでご紹介した、遠方より東京に４日滞在いただき仕上げさせて
いただきましたセラミック前歯治療の症例を参照してお話しいたします。
↑術前、このような状態です。
前歯２本は金属を使用したタイプの前歯の被せものが使用されています。
今回、お話ししたい事項は笑顔を作ったときの唇の位置です。
上の画像は上の唇は前歯の根元にあります。
↑術後の状態です。
前歯４本をセラミックで作製いたしました。
その状態で笑顔を作っていただくと、唇の位置は
歯茎の見えない理想的な位置まで下がります。
これはどうしてなのか？？？
答えは今回作成した前歯に付与した解剖学的に自然な歯の形にあるのです。
今回の症例のセラミックの前歯と同等のものを
歯の根元から先っちょに向けて撮影しました。
注目していただきたい部分を強調して書き込みます↓
黒い線の部分に多少の凹みがあり根元の部分に多少の豊隆が
あります。
これが自然の歯の形なのですが、どんな役割かと申しますと
歯茎から流れてきた唾液（水分）が根元の豊隆に溜まります。
溜まりきった唾液は凹みを河のように流れ歯全体に拡散しつつ
先端までうるおうという、メカニズムです。
下の画像のように うるおいの河となる、
この凹みがないような歯の形では、
歯の表面のうるおいを失い、
歯の表面が乾き、唇が張り付き、症状として
・笑いにくい
・鼻の下が長くなった
・話しにくい
のような状態がみられます。
しいては虫歯にもなりやすくなるのです。
値段で選ばれた方にはこのような潤いの川はありません。
たいていが、機械で作成するセラミックだったり、流れ作業だったりするので
ここまでのことができないのです。
だから歯が乾き、唇がくっつくのです。
結論として今回の↓症例は
歯の表面が乾き、唇が滑らず張り付くので笑えば唇が
この位置になってしまいます。
歯のうるおいをとりもどせばこの通りです↓
ワイズデンタルキュアのセラミックは一味違います。
ワイズの患者様の約８０パーセントは遠方である理由のひとつです。
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